まるしょう〈☆kota☆〉の手記

春から新高1 将棋本格的に始めようかと バトミントンとどっちにするか

第39回全国中学生将棋選抜選手権大会 県予選③

決勝トーナメント1回戦。このまま入賞もあるんじゃないかと調子に乗っていました。

決勝トーナメント1回戦

先手 相手 超速37銀戦法 vs 後手 私 ゴキゲン中飛車

序盤はお互いに定跡を知っていたためどんどん進みました。そして下図。

(局面作成上、先手が手前になっています。)

この29飛車の意味がよく分からなかったのですが既定定跡。以下64歩、45桂、42角、55銀左、同銀、同角、

これは有名な変化だとか。定跡本にも乗っているほど。正しく対応しないと振り飛車が悪くなる。まぁ、私なんかに正しい対応ができるはずもなく、

まさかの33桂

33桂成、同角、同角成、同金、42角打、

ああ、負けたなと思いました。ここから逆転は難しいなと。しかし、ここで投げ出すのは相手にも失礼なので、32金と粘りました。飛車をどこかに逃がすのは金をタダで取られてしまって、嫌ということで、飛車を取ってくれれば、同銀で角飛車交換に持ち込めると思った次第です。

以下、51角成、同銀、41飛車、62銀、21飛車成、33角打、32竜、99角成、79金、

79金は、冷静な好手。この時点ではっきり先手優勢。

以下、44馬、61銀打、71金、52銀成、74香

74香と攻めあってしまったのが悪手。ここでは61銀打が正解。

そして思わぬ手が飛んできました。

相手が間違えたのかなと思いました。同馬で?と思っていたのですが、よく考えてみると同馬は62銀と進んで、後手敗勢。また、ここで守っていればよかったのですが、76香と攻めあってしまいました。銀

以下、76香、77歩、同香成、同桂、76銀打、62成銀、77馬、69玉、

もう先手は捕まらないので、逃げるのみ。

以下94歩、71成銀、93玉、75金、72桂打、81成銀、

ここで受けが効かないので投了しました。途中の33桂から一気に悪くしてしまった気がします。終わった直後は何も考えられず、徐々に浮かんでくるのは、必殺奥儀が出せなかったなとか、そういうことだけ。それで自分は負けたんだって思い返すんですね。

そして自然と涙が溢れてくる。優勝なんかできるはずもないって分かっていたはずなのに、なぜか涙が止まらない…

そんな僕をおじいちゃんと先輩達が慰めて下さいました。

一方、先輩達は団体戦優勝‼ スゴッ!