第39回全国中学生将棋選抜選手権大会 県予選②
一昨日に引き続き、大会の自戦記を書いていきたいと思います。
◎リーグ2回戦
相手は強いと評判の子らしいのですが、私は初めてなのでそんなことはまったくわかりませんw そういうところが初参加の良い所ですよね。
僕のゴキゲン中飛車に相手の一直線穴熊。私は美濃囲いに組んで陣形的には相手が有利というところ。ここは軽い攻めでいきたいところですね。
相手に組ませてしまったらもう手がつかないので65銀から速攻を目指しました。
以下
32銀、54歩、42角、53歩成、同銀、54歩、62銀、36歩、64歩、56銀
ここらで作戦負けを意識、守りで負け、攻めも途切れてはもう駄目だと思いました。
しかし54歩の対処が難しいのでまだいけるかなと。
74歩、55銀、75歩、同歩、76歩、59角、65歩、
ここで守っているようでは勝てないと判断し、4分ほど使って26角と攻めに出ました。
次に44銀と出る狙いですが、普通に33角で相手がよかったみたいです。
しかし実際は86歩だったので、44銀、87歩成、53歩成、同銀、同銀、同金、同角成、同角、同飛車成、
これは勝ったと思いました。以下78金、58金、89飛車成
ここからの穴熊の攻め方が以上に難しい。はっきり言って知らないんですよね~
58金の時点で持ち時間が切れて、30秒将棋に。
あわわとなった中で、ぱっと思いついたのが14歩。
やらかしたぁと思いました。これが秒読みの怖い所で、25秒まで一手を感がえているんんですけど29までくるとまったく読んでない手を指してしまう。(ウォーズの10秒で鍛えたはずなんだけどな。)
しかし、相手も既に30秒、相手も予想だにしない手に驚いたのか
99竜、
ノータイムで13歩成、同香、14歩、同香、同香、13歩、同香成、同桂、14歩、25桂、51竜、21香、13銀、同銀、同歩成、12歩、55角、22銀、99角、77歩成、71飛、31香
ここら辺が上級者、相手の駒の損得を見極め、上手く守りながら攻める。次に88とで角が死んでます。
以下、22と、同玉、81飛車成、88と、41銀、33金、32香、同香、同銀成、
詰みまでは読み切れませんでしたが、何とか繋がれというイメージで、、、
以下32玉、41竜、22玉、21竜、13玉、14歩、同玉、26桂、24玉、14金打まで
やったーーーーー‼、2連勝で決勝トーナメント進出と弾みつけることが出来ました。
その後、感想戦で近くに見ていた近所のおじいちゃんに、「14歩のところ24玉で詰んでいなくないか。」と言われて、相手の方も本当だとおっしゃったのですが、「24玉は、16桂で詰んでます。」と言えたのが自分なりの収穫!
※14歩に24玉は16桂で歩がぴったりなので13、14、15どこに逃げても詰んでいます。
自分の中では完璧な将棋だったので自身をもって決勝トーナメントに進出できそうでした。